先輩インタビュー
  • 卒業生

在学中に妊娠も経験
周囲の助けで頑張れた

塩沢 亜依美さん

看護師歴9年で入学

プロフィール
入学年:2019年
現在:藤田医科大学にて診療看護師(NP)として麻酔科で勤務
塩沢 亜依美さんが患者に対応している様子

入学したきっかけは?

転職を考える際に紹介され
診療看護師(NP)に興味が湧いた

以前は県外の医療機関でICUの看護師として9年ほど働いていました。医師が身近にいる現場で、なおかつ治療も非常に濃いものが多い環境でした。ただ、当時は診療看護師(NP)の存在は全く知りませんでしたね。

 

転機となったのは、転職を考えていた時、医師から「こんなものがあるよ」と診療看護師(NP)を紹介されたこと。治療の裏付けの部分まで知識を身に付けたうえで新たなキャリアを積んでいきたいと思い、進学を決意しました。

塩沢 亜依美さんがナースステーションで診療看護師と会話している様子

本学で学ぶことの魅力は?

講義を担当する医師たちが
実習もしてくれるので安心

藤田医科大学の医師が講義を担当してくれますし、実習先も隣接しています。一つの病院ですべてを学べる環境が整っており、実習も講義を担当する医師が指導に当たってくれるので安心感があります。

 

私が入学した頃は学費をすべて自費で捻出する必要がありましたが、今では「専門実践教育訓練給付金」を活用できるようになったため、金銭面の負担が少ないところも本学で学ぶメリットですね。

学校生活での苦労は?

いかに基礎的な知識が
浅いかを痛感

入学後は「いかに自分が基礎を理解していないか、知識が浅いか」を痛感しました。在学中には同期の仲間に質問したりしながら空き時間を見つけてひたすら勉強し、必死で基礎から学び直しました。

 

また、在学中に妊娠を経験し、勉強や実習、卒業論文、診療看護師(NP)試験等乗り越えるために多くの苦労もありましたが、家族だけでなく、教員や同期にもたくさん支えてもらい、乗り越えることができました。感謝しています。

塩沢 亜依美さんが手術で活躍している様子

診療看護師になっていかがですか?

藤田医科大学で勤務し
麻酔の維持などを担当

当院は先輩方が築きあげてきた「診療看護師(NP)」の存在が他職種に認知されており、受け入れは良好である一方、そこにのしかかる重圧感もあります。現在は麻酔業務に従事し、麻酔維持だけでなく、手術前後も含めて患者さんが安全に手術を受けられるよう関わっています。

 

診療看護師(NP)という中間職種としての立場で勤務する以上、中途半端な知識や技術ではいけない、実施すること1つ1つに責任を持ち努力を重ねていく必要性を強く感じています。

塩沢 亜依美さんが患者の容態に合わせて、機械を操作している様子

進学を検討している方にアドバイス

現場で学べる機会を
活かして欲しい

進学前の臨床で働いていることの強みは、目の前に患者がいて気の知れた医師がいること。日々の看護業務の中で医学的な視点を身につけ、病態や治療など様々な疑問を解決できる環境を大切にしてもらえたらと思います。

塩沢 亜依美さんが手術中に機械を操作している様子

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